小児歯科|札幌市西区西野の歯医者なら【医療法人社団 敬慎会 西野きむら歯科】

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休診日:日曜・祝日

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札幌市西区西野8条7丁目3-18

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お子様の気持ちに寄り添った治療

札幌市西区西野8条・西野きむら歯科

お子様の歯科治療は恐怖心を与えないように心がけております。緊急時を除き、いきなり治療に入るのではなく、 まずは診療器具や歯医者に慣れてもらうところから始めます。診療台に座る、歯みがきの指導、タービンを回して水を流す、 ドリルのタービンを回してお口の中に水を流すなどの練習をすることで「歯医者は怖くない」と思っていただけるような診療を行います。

無理やり治療を行ってしまうと、お子様は心にトラウマを抱えてしまい、歯医者に行きたくなくなってしまいます。一度味わったトラウマはなかなか克服しづらいものです。そうすると、むし歯になっても歯医者に行かない歯医者嫌いの大人になってしまいます。

治療中の声かけはお子様の年齢や治療の状況にあわせて言葉を選び、できていることをほめる声かけをさせていただきます。 ほかにも、手鏡を持たせて何をしているか見せるなど工夫を行います。状況を理解するのが難しい年齢のお子様は、説明よりも早く終わることを心がけ、お子様の頑張りを褒める言葉をかけて治療していきます。

生えたての歯には要注意

札幌市西区西野8条・西野きむら歯科

親御さまのなかには「永久歯がいずれ生えてくるから、乳歯はむし歯になっても大丈夫」と思っている方がいらっしゃいます。しかしこれは誤った考え方で、 乳歯には丈夫な永久歯が生えるために準備をし、永久歯を正しい位置に導くといった役割があります。もし乳歯がむし歯にかかると、 後から生えてくる永久歯がむし歯に感染するリスクが高まり、あごの骨の成長や知能の発達、正常なかみ合わせにも影響を及ぼすことになりかねません。 生え変わった永久歯は未成熟でとてもむし歯になりやすく、生え変わりの時期は乳歯と永久歯が混在し歯並びがデコボコになるのでブラッシングが難しいので注意が必要です。

乳歯のむし歯で注意すべきこと

歯磨きも仕上げ磨きもしていたのに、お子さまの乳歯にむし歯ができてしまったという話を聞きますが、なぜでしょうか。乳歯のむし歯に気づきにくい原因として、 まず見た目や色がわかりにくい点があげられます。さらに乳歯のむし歯は永久歯に比べると歯質が弱く、むし歯が広範囲に拡大しやすいのです。 そのため気づいたころにはむし歯が大きくなり、神経まで進行していることが多いようです。お子様のお口をむし歯から守るため、 乳歯のむし歯の特徴や注意すべき点を知っておき仕上げ磨きなどの際にチェックしてみてください。

Point1歯と歯の間にできやすい

乳歯のむし歯がよくできるところは、奥歯の歯と歯の間で、見た目にはよくわかりづらく、むし歯が進行しても気づくのが遅れ、突然穴が開いてしまいます。奥歯の歯と歯の間はデンタルフロスを使うと汚れが取りやすいです。デンタルフロスで「すきっ歯」になることはないので、子どもの頃からフロスを活用しケアをしていきましょう。

Point2白いむし歯ができることもある

乳歯のむし歯は大人のむし歯のように黒ではなく白いことが多く、むし歯になっても気づかず進行してしまいます。黒いむし歯はゆっくりと進行するむし歯で、白いむし歯は早く進行するむし歯です。乳歯は歯がやわらかいので早く進行する白いむし歯が多いのです。

Point3痛みが出にくくむし歯の進行に気づきにくい

子どもはまだ痛みの感覚が発達しておらず、痛みがあっても気づきにくいので知らぬ間に大きく進行していることが多いのです。痛みは出たり引いたりして次の日にはおさまってしまい、見過ごしてしまうことがあります。お子様の食べ方や仕上げ磨きの時に小さな変化を見逃さないようにしてください。

Point4乳歯はエナメル質が薄い

歯の表面は身体の中で一番硬いエナメル質でおおわれていますが、乳歯のエナメル質は大人の半分しかありません。そのためむし歯の進行が早いのです。お口の中では食事の度に歯が溶ける脱灰と溶けた歯を戻す再石灰化を繰り返しています。むし歯がエナメル質内であれば再石灰化で治る可能性があります。しかし、その下の柔らかい象牙質まで進行しているとむし歯は一気に広がってしまいます。

お子様をむし歯から守る予防・クリーニング

歯みがき指導(TBI)

札幌市西区西野8条・西野きむら歯科

むし歯ができやすい①歯と歯の間、②歯と歯茎の境目、③歯の溝の3点がきちんと磨けるようになりましょう。歯ブラシの動かし方の練習や磨き残しのチェックなど、 正しいブラッシングを楽しみながら学べるよう指導してきます。

乳幼児のお子様はまず歯磨きに慣れてから歯磨き指導を行いますが、 歯が生えたときから歯磨きの練習はしておきましょう。まずは歯を磨くこと自体に慣れるようにガーゼ磨きなどから始め、徐々に歯ブラシに慣れていきましょう。

歯質を強くするフッ素

フッ素には、歯質を強くする・むし歯菌の活動を抑制する・再石灰化を助けるという働きがあります。 乳歯や生え替わったばかりの永久歯は大人に比べて弱くむし歯になりやすいのですが、フッ素塗布によって大人の歯と変わらないような歯の強さにすることができます。 医院で行うフッ素塗布に加え、ご自宅ではフッ素入り歯磨きでのケアやフッ素洗口を行うと効果がより高まります。

フッ素塗布の働きと使用法
歯を強くする
歯の表面を、酸に溶けにくい(むし歯になりにくい)性質に直してくれます。
再石灰化を促進する
歯から溶け出したカルシウムなどのミネラルを、もとに戻りやすくします。初期むし歯などは治癒しやすくなります。
むし歯菌の力を弱める
むし歯の原因菌の力を弱め、歯を溶かす酸の量を少なくさせます。

むし歯になりやすい溝を埋めるシーラント

札幌市西区西野8条・西野きむら歯科

奥歯の溝は複雑で食べカスが詰まりやすく、ブラッシングで汚れを完全に取り除くことが難しいため、特にむし歯になりやすい場所です。 シーラントはこの溝をあらかじめ歯科用プラスチック樹脂で埋めむし歯予防をします。なお、シーラントに使用するのはむし歯治療で削った部分に詰めものとして使う 「レジン」という素材ですのでご安心ください。