2019年3月19日
西区役所に!
今年2月より、札幌市西区役所内のインフォメーションコーナーに当院の案内が掲示されております。
区役所に行かれた際にはぜひ見つけてみてくださいね。
また、16日の診療後にインプラント治療のセミナーに参加してきました。
今回はインプラント埋入後に被せる仮歯(プロビジョナルレストレーション)の作製についての講習及び実習でした。
審美的、機能的にしっかりとした被せ物(最終補綴物)を被せるには、仮歯を作り
①適正な噛み合わせの付与
②歯の形態の調和
③歯茎との調和
を行っていくことが大切です。
特に欠損範囲の大きな部位へのインプラント治療やブリッジ治療においては仮歯を用いることで噛み合わせ、顎関節運動の安定を図るためにも必須となります。
そのためには歯科技工士に頼るだけでなく、我々歯科医師がチェアサイドで仮歯を正確に作製する必要があります。
忙しい時ほど、仮歯などの処置を蔑ろにしてしまいがちですが、初心に戻ってひとつひとつ精進していくことが大切だと再認識させられました。
2019年3月5日
Piezosurgery®特別講演会
3月3日に札幌で開催されたピエゾサージェリーの講演会に参加してきました。
ピエゾサージェリーとは3次元超音波振動により、抜歯、骨の切削、歯周外科、歯内療法、および支台歯マージン形成における硬組織の切削に使用する機械であり、当院にも導入されています。
従来の切削器具に比べて一番の利点は、神経や血管などの軟組織には損傷を与えず、安全に骨や歯などの硬組織のみを切削できる点です。これにより、組織や神経を傷つけずに抜歯や手術を行うことが可能で、術後の痛みや腫れを最小限に抑えることができます。また治療時間自体の短縮にも繋がり、低侵襲での治療が可能となりました。
今回のセミナーでは、ピエゾサージェリーの基本及び、抜歯、外科的歯内療法に関しての知識をアップデートすることができましたので、今後の診療に活かしていきたいと思います。
ピエゾサージェリーを使用した処置について興味のある方はスタッフまでお声がけください。